第二代GTタッグ王者決定トーナメント決勝戦の出場チーム、そしてバンタム級&ウェルター級王座戦の出場選手が出席！5/24『ZST.46』の前日会見！ZSTオフィシャルサイト – ZST.jp

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第二代GTタッグ王者決定トーナメント決勝戦の出場チーム、そしてバンタム級&ウェルター級王座戦の出場選手が出席！5/24『ZST.46』の前日会見！

2015/05/23

5月23日（土）、東京都・GENスポーツアカデミーにて『ZST.46』の前日会見が行なわれ、第1部に第9試合の第二代GTタッグ王者決定トーナメント決勝戦(15分三本勝負)で対戦する、宇野薫(UNO DOJO)&植松直哉(Nexusense)組の“TEAM OTOKOGI”、そして戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)&齊藤曜(和術慧舟會トイカツ道場)の“チーム首狩一族”が出席した。

4.12『ZST.45』の第一回戦で戸井田組は牧野仁史&太田裕之、宇野組は勝村周一朗&伊藤盛一郎を下し、決勝で対峙することになった両チーム。決戦を前に戸井田が「自分自身が待ちわびた試合。大先輩の宇野さんと試合できることを楽しみで練習してきました。その成果が出せると思います」（戸井田）と感慨深げに語れば、対戦チームも「試合に関して怖い部分も多いんですが、体力が落ちたぶん、違う部分でまだやれるというところを見せたいです」（植松）「明日はいい試合をする、それだけです」（宇野）と意気込みを語った。
※なお、会見中の齊藤のコメントは、例によって戸井田がマイクを奪い、「“全員の首を刈ってやる”って言ってます」と通訳。

対戦チームへの印象について、宇野が「前回の試合より厳しい戦いになると思います」と警戒の姿勢を見せると、植松も「二人とも積極的にコンタクトしてくるタイプなので、タフな試合になると思う」と同調。対する戸井田は「二人とも試合巧者で安定した強さ。とくに植松選手の達人ぶりは自分も味わったことがあるので警戒したい」と、こちらも気を引き締める。さらに戸井田は40歳の誕生日を迎える宇野に祝いの言葉を掛けると同時に、「40歳であの動きは凄い、体力負けしないようにがんばりたい」とコメント。

また、大一番を前に、宇野が「自分と植松さんはやることに変わることはない。セコンドの八隅くんがうまくコントロールしてくれると思う」と、試合への作戦を語ると、戸井田は「前回は魅せようとして余分なことをした。今回は結果が全てなので、魅せるよりは極めることを意識したい」と、念願の一戦に向けて気合いを見せた。

第二代GTタッグのベルトを前に静かに闘志を燃やす“TEAM OTOKOGI”と“チーム首狩一族”。この秋にはグラップリングの大きな大会が予定されているZSTで、二つのチームが寝技の神髄を見せてくれそうだ。

また、第二部にはセミファイナルのウェルター級タイトルマッチで雌雄を決する王者・濱岸正幸（U-FILE CAMP 登戸）と、挑戦者・高橋弘（蒼天塾）が出席。

本来、ウェルター級王座戦は挑戦者決定戦を勝ち抜いた山田宗太郎が臨む予定だったが、山田が舞台出演のスケジュールの都合上、今回は見送られることに。そこで今回、この階級で勢いのある高橋が王座に挑戦することになった。この王座戦についてZSTの上原代表は、「濱岸選手が田村選手の弟子なら、高橋選手の所属する蒼天塾では高阪剛さんがコーチをされている。リングスの系譜にある選手同士の熱い試合を期待したいと思います」と、マッチメイクの意図を語った。

昨年8月以来の試合となる濱岸が、「急なオファーを受けた高橋選手、ありがとうございます。ボク自身、相手が急に変わって戸惑う部分もあったが、いい練習ができたので、いい結果を持ち帰れるようにしたい」と、初防衛戦への意気込みを述べると、ZST本戦初参戦にしていきなり王座挑戦を果たす高橋は、「ボクにチャンスを与えてくれた上原代表、ありがとうございます。高橋選手、よろしくお願いします。挑戦者らしい激しい試合ができるようにがんばりたいと思います」とコメント。

過去に一度だけ対戦した過去のある両者。そのときに一本負けを喫している高橋が、「昔はテイクダウンされてすぐに終わっちゃったので、そこは警戒したいと思います。濱岸選手はカン・ジョンミンと激しい試合をしていたので、ボクも負けないように激しい試合をしたいと思います」とリベンジに燃えると、濱岸は「観る人には田村さんと高阪さんの代理戦争として見て、感情移入して楽しんでいただければ。ボク自身、田村選手に鍛え上げられたものをぶつけたいと思います」（濱岸）と、王者の貫禄を示した。

そして、最後の第3部には、メインイベントのバンタム級タイトルマッチで激突する王者・藤原敬典（スピニングガレージ）と挑戦者・柏崎剛（K-PLACE埼玉格闘技道場）が出席。

5度目の防衛戦を闘う“バンタム級の絶対王者”藤原は、今回の一戦について「いま、どの世界でも若い世代が勢いありますが、若いだけじゃ通用しない部分もあると思います。でも、柏崎選手を甘く見てるわけじゃないです。ボクには経験があって、柏崎選手には若さと勢いがある。おもしろい試合になると思います」とコメント。これに対して、現在14戦無敗を誇る柏崎は、念願の挑戦を前に「いままで練習してきたことを爆発させるだけです」と、ギラついた表情を見せた。

柏崎はZSTオフィシャルサイトのインタビューで「チャンピオンの試合は慎重。それだとおもしろくはならない」と挑発まじりのコメントを残しているが、マスコミからそれに対する意見を求められた藤原は、「なんだろうな・・・。まず、現実としてベルトはずっとボクが保持しているので、何か言うなら勝ってからにすればいいと思います」と、不快感をあらわに。すると、柏崎は「ZSTらしさを発揮して勝つのがZSTの王者だと思います。守りばかりじゃなくて、アグレッシブな試合ができる人間がチャンピオンになれると思ってます」と、追い打ちをかけるような一言。

柏崎は公開練習でも、6月に結婚を控える藤原に対して「祝儀とベルトを持っていく」と、相手を刺激する一言を残しているが、これについて藤原は「そのときにベルトは当然、ボクが持ってます。柏崎選手も式に呼びたいんですけど、来られるような状態だったらいいと思います。試合で無事に帰れればいいですけど」と、負けじと言葉で応酬。

最後までヒリヒリしたやり取りを展開した両者。藤原が結婚式を自ら彩るべく、王座防衛を果たすのか、それとも若き挑戦者がその勢いのまま、ベルトを強奪するのか？

なお、「ZST CHALLENGE 第2試合/ZST CHALLENGE グラプリングルール」に出場予定だった篠宮敏久が怪我で欠場し、代わりにモリシマンが出場。ボブソン・タカノと対戦することが発表された。

◼️変更カード
ZST CHALLENGE 第2試合/ZST CHALLENGE グラプリングルール/77.0kg以下契約/5分2R

ホブソン・タカノ(DAMM FIGHT JAPAN)
vs
モリシマン(和術慧舟會Four Rhombus笛吹道場)