9月10日(日)東京・ディファ有明にて「ZST.57 / SWAT! 161」開催!

勝村周一朗&伊藤盛一郎が第二代GTタッグ王者決定トーナメント決勝戦の見どころを解説!「鍵を握るのは植松だと思います」(勝村)
2015/05/19

5月24日(日)ディファ有明で開催される「ZST.46」。第二代GTタッグ王者決定トーナメント決勝戦を前に、一回戦で”TEAM OTOKOGI”宇野薫&植松直哉組と対戦した”横浜師弟コンビ”勝村周一朗&伊藤盛一郎組が、一回戦を振り返りつつ、決勝戦の見どころを解説。勝村&伊藤組が語った宇野&植松組の特徴・強さとは何か?

1

——まず試合前はどんな作戦を立てていたのですか?

勝村 僕が出ないって作戦ですね(笑)。

伊藤 試合が決まった時に勝村先生から「俺、出ないから」と言われて、そのつもりで準備してました!

——基本的に勝村選手が出ないことは作戦だったんですね(笑)。では勝村選手から見て、伊藤選手が宇野&植松組と絡んだらどうなると思っていましたか?

勝村 盛一郎はいっぱい動いて頑張ってくれるんだろうなって。あとは宇野さんと植松が相手だったら、相性的に“もしかしたら”の可能性が俺より盛一郎の方があるなと思っていました。

——というのは?

勝村 宇野さんとは普段から練習していて、俺が取ることもあれば取られることもある。そんな感じです。それはきっと盛一郎もそうなんだけど、試合での一発というのを考えると俺より盛一郎の方が上なんですよ。あと植松に関しては展開的に俺が(植松から)取ることはないな、と。というのも俺は怪我の影響もあってスタンドレスリングでそこまで頑張れないから、どうしても引き込むことが多くなる。そうなると植松に足関節を取られたり、仮に一本を取られなくてもタッチで逃げることになっていたと思うんです。それを考えたら俺が出るよりも盛一郎が出る時間が長い方がいいと思いました。

2

——決して楽したいという理由ではなかったんですね(笑)。

勝村 はい(笑)。盛一郎がたくさん出るというのは勝負的な理由です。あと盛一郎に経験を積んでもらいたかったし、お客さんに盛一郎が戦う姿をたくさん見てもらいたかったから。今更俺が出たところでお客さんは喜ばないでしょう(笑)。

——ではそれぞれ対戦相手と手を合わせた印象を聞かせてください。普段から練習しているという宇野選手はいかがでしたか?

伊藤 練習と試合では全然違いましたね。余計なことはしない、みたいな。普段の練習では宇野選手が自分からタックルに入ってくれたりするんですけど、この試合の時は手首を掴んで手繰ってくるだけ、とか。そういう感じでした。あとは力が強かったです。手首を掴まれると、なかなか外せなかったです。

3

——序盤にバックを巡る攻防が一度ありましたが。

伊藤 相手のコーナーに近かったので少し離れたかったですね。もし狙いにいってもタッチされちゃうんじゃないかなと思って。

——流れとしては宇野選手がバックを取りに来る、伊藤選手が一本背負いのように投げて逆にバックを狙うという展開でした。宇野選手が得意なバックチョークは警戒していましたか?

伊藤 はい。ただ僕はバックから逃げるのが得意なので、そこまで気にしていなかったです。

——伊藤選手が植松選手と手を合わせるのは初めてですよね?

伊藤 宇野さんは手を使った探り合いだったのですが、植松さんはそこからの崩しだったり、手を気にしていると足を払って来たり…

勝村 手首を極めてくるのとかね。

伊藤 はい。意識の散らし方がすごい上手いなと思いました。

——外から見ていると分からない部分ですが、実際にやってみるとかなり色々なプレッシャーをかけられているわけですね。

伊藤 はい。色々と崩されまくってます。

勝村 こうやって映像を見ても植松はすごいね。

伊藤(植松に投げられるシーンを見ながら)自分、練習でもこんなにぶん投げられることってないです(苦笑)

勝村 こんなに崩されないし。むしろ練習だと盛一郎の方が誰よりも仕掛けて来るからね。

——勝村選手は試合で宇野選手と対戦して、どんなことを感じましたか?

勝村 宇野さんはバランスの良さと体幹の強さですね。テクニックがすごいのは練習で分かっていたんですけど(試合で)組んだ時の力強さは「うおー!」と思いました。

4

——宇野選手はあまり力を使わない印象があるのですが、決してそうではない、と。

勝村 そうなんですよ。みんなのイメージは柔らかい動きだと思うんですけど、フィジカルはすごいですよ。練習でもそれを感じたけど、試合になったらより感じました。(宇野が腕を手繰ってバックを狙うシーンを見ながら)これが上手いです、宇野さんは。

——植松選手はいかがでしたか?

勝村 植松の強さはよく分かっているんで予想通りというか。もし俺が後輩だったらいじめられてましたよ(笑)。

——植松選手からは達人的な強さを感じます。

勝村 すごいっすよね。本人はスパーはやってないって言いますけど、この動きを見ると(練習)してますよね。身体はぶれないし。

5

——伊藤選手は一度、植松選手と手を合わせて、次はどうしようと思いましたか?

伊藤 まずは自分が倒して上を取ろうと思いました。でもその前に自分が崩されたり、投げられたりして、なかなか攻められない状態でした。

——では伊藤選手としては宇野選手の方が手が合った?

伊藤 そうですね。やりやすかった…というか狙える感じはありました。ただ宇野さんに頭を落とされるのは嫌でしたね。あれをやられると自分の身体がぶれるんで。

6

——勝村選手から見て伊藤選手の動きはどうでしょう?

勝村 いいんじゃないですかね。(宇野にバックを取られている伊藤が勝村にタッチする場面を見て)これ本当はトップロープの上からじゃないとタッチできないのに、間違って間からタッチしちゃったやつですね(苦笑)。これ以外のタッチもそうなんですけど、練習だったら頑張って逃げられるところなんですよ。でもタッグマッチでタッチできるとなるとタッチしちゃうんですよね。

——タッチがあるだけでかなり動きは変わりますか?

勝村 予想以上に違ったよね?

伊藤 はい。危なくなっても大丈夫だろうと思っちゃって。

勝村 本当のピンチが来る前に防げるし。でもこうやって映像を見直してみると、ピンチになってタッチしているように見えるから見栄えは良くないですよね。(勝村が引き込んでラバーガードを取った場面を見て)宇野さんの手繰りが嫌だったんで寝ちゃった方がいいなと思ったんですけど、ここは割といい形でラバーを取れました。でも(お互い)知っているから、ここから展開を作るのは難しいですよね。

——お互いの動きを知っているものならではの難しさですね。それで言うと宇野選手はどんな相手でも必ずスタンドで相手のバックを取りますよね。

勝村 はい。立っていても寝ていても必ずあそこまで持っていきます。軽く手繰って上手く自分の胸で相手の肩を殺しているんですけど、特に変わった技術をやっているわけじゃないのですごいですよ。(伊藤の跳びつき腕十字が失敗に終わって)やっぱり宇野さんは盛一郎のことを知っているから、狙っているのがばれちゃいますよね。

——そして最後は伊藤VS植松という顔合わせになり、ここで伊藤選手が跳びつき腕十字を極めかけます。

伊藤 この時は勝村先生に「行け!」と言われていました。

勝村 宇野さんにはかからなかったけど、植松は(伊藤の跳びつき腕十字を)分かっていないかもしれないから、いけると思って「行け!」と言いました。あとはここ(スタンドで植松にバックを取られた伊藤が向き直る)はみんな勉強した方がいいですよ、盛一郎の身体の柔らかさがあってこそだけど。

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——腕十字はかなり極まり応えはありましたか?

伊藤 これはバキバキ鳴っていたので、タップしてくれるかなと思いました。でも動いているうちにずれてしまって。そしたら強引なアキレス腱固めが来て。これは大丈夫でしたけど…。

勝村 完全にキラーモードだったね(笑)。

8

——ここで試合終了となり、結果は判定負けに終わりました。改めて試合映像を見直して、試合トータルを振り返っていかがでしたか?

伊藤 僕は15分間ずっと相手にコントロールされていたような気がします。あとはタッチのタイミングが大事だなと思いました。僕らはピンチの時にタッチしていたけど、向こうはそうじゃなかったので。

勝村 それで言うとわざと相手にタッチさせるっていうのも作戦としてありだよね。ちょっとこっちが有利なポジションを取っておいて、わざと相手のコーナーの方まで言ってタッチさせちゃうっていう。今試合映像を見直すと、ピンチの時にタッチしたくなるので、それを使うっていうのは作戦としてありだと思いました。

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——この結果で決勝戦は宇野&植松VS戸井田カツヤ&齊藤曜組となりました。ずばりどこが決勝戦のポイントになりそうでしょうか?

勝村 どうですかね…僕は植松がどういくか次第じゃないかなって思いますね。鍵を握るのは植松だと思います。宇野さんは僕らとやった時みたいに動いて動いてという試合をするでしょうから、そこで植松がどのくらい極めにいくか? どのくらい試合に出るのか? 僕らの試合では7:3くらいで宇野さんが出ていましたけど、決勝で植松が欲を出して俺が、俺がとなった方が面白いかなと思います。

伊藤 自分も植松さんが序盤から出てキラーモードでガンガン極めに行ったら面白いと思います。

勝村 宇野さんは安定した力があって、植松は行く時にバッ!と行くじゃないですか。それが見たいし、相手も極めがある選手なのでお互いに攻め合って、一発のカウンターもある展開になると思います。

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