5月24日『ZST.46』にて、いよいよバンタム級王者・藤原敬典の持つベルトに挑む柏崎剛。「10代のうちにベルトを獲る!」と宣言していた柏崎にとって、最初にして最後のチャンスとなるのが今回の試合だ。はたしてその意気込みとは?
──さっそくですが、柏崎選手が載っていたTOKYO HEADLINEの「格闘家イケメンファイル」の記事、読みました!
柏崎 ハハハ……いやあ、恥ずかしいですねえ。ボクもよくわからないうちに、ああいう感じで取り上げていただいて。ボクの前に伊藤(盛一郎)さんが載ってて、そのあとに担当者から「次は柏崎選手で」って感じで。
──写真も含めて、素晴らしい記事でした! せっかくなのでお聞きしますが、柏崎選手が一番イケメンぶりを発揮した“モテ期”というのはいつ頃なんですか?
柏崎 いやいやいやいや、モテ期なんてないですよ! 一切ない! ボクはもう格闘技一直線なので!
──では、今回チャンピオンになって、モテ期が到来すればいいなという感じでしょうか。
柏崎 そうなればいいですけど……今回の試合も、とりあえず格闘技一直線です!(照)。
──ハハハハ! では、そのタイトルマッチについてお伺いします。そもそも藤原選手のベルトに挑戦することは、どのタイミングで耳に入っていたんですか?
柏崎 じつは、2月のタッグマッチに出る前にはもう決まっていたんですよね。だから、気持ち的には、正直タッグマッチどころじゃなかったというか。
──また、その大会では、練習仲間である伊藤選手が一足先にベルトを手にしたわけですもんね。
柏崎 そうですね。伊藤選手はボクが尊敬している選手の一人なので、心から「凄いな」と思いますし、「オレも早くそうなりたいなあ」という気持ちで見てました。伊藤選手からはベルトも間近で見せてもらったんですよね。やっぱり刺激になるなって。だから、いますぐにでも「早く試合をしたい!」って感じです。
──ちなみに、柏崎選手はたしか、いま19歳ですよね?
柏崎 はい。「10代のうちにベルトを獲る!」と言ってたことが、今回の試合で叶うかどうかの瀬戸際というか。「叶うといいな」と思いながら練習してますね。
──そんな柏崎選手が描く理想のチャンピオン像というのは、どういうイメージなんでしょう。
柏崎 やっぱり、一番はつまらない試合をしないことと、そしてZSTを盛り上げる選手であるということですよね。チャンピオンになると、他団体に出て闘う機会も増えると思うんですけど、そういうのもぜひやりたいですし、最近はZSTがほかの団体にナメられているような雰囲気も感じるので。
──そういう噂があるんですか?
柏崎 ちょいちょい耳に入ってくるので。他団体の選手をブッ飛ばして、自分の力でZSTの名前を上げたいですね。
──なるほど。では、あらためて藤原選手の印象を教えてください!
柏崎 やっぱり強いなと思います。でも、なんだかんだでイケちゃうような気がするんですよ。確かに藤原選手は強いですけど、ボクのほうが武器は多いと思いますし。なんというか、攻略法もバッチリできてるので。
──おお! とはいえ、今回は柏崎選手にとって未体験ゾーンである5分5ラウンドでの闘いになります。
柏崎 そうですよね。これまでは、2ラウンドまでしか闘ったことがないので、経験の差があることだけは確かです。なので、冷静に闘えればなとも思いますけど、やっぱりおもしろい試合をすることは大事だと思ってて。チャンピオンはどの試合を観ても、超慎重だと思うんですよ。でも、それだとおもしろい試合にならないですから(キッパリ)。
──噛み付きますねえ~。その試合まであと数日と迫っていますが、夜寝る前とかどんなこと考えたりしてるんですか?
柏崎 やっぱり、試合のことばっかりです(照)。でも、それはそれで緊張するんですよね。ただ逆に、楽しみな部分もあるというか。いろんな感情が入り交じるので、自分でもおもしろいですね。
──まさに挑戦者にしかできない体験ですね。では最後に、試合に向けての意気込みをお願いします!
柏崎 やっぱり、藤原選手もいい歳だと思いますので、とっとと世代交代を終えてZSTをもっと盛り上げていきたいと思っています。久しぶりに王座陥落が見られる試合になると思いますので、ぜひ期待してください!
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