'21年04月18日(日) 「ZST.70」開催!

大激闘!春の嵐が吹き荒れた「ZST.59」大会レポート!
2018/03/20

2018年3月17日(土)東京・新宿FACE 【ZST.59】

▼第10試合 メインイベント ZSTルール フェザー級 5分2R
○ 関鉄矢(第4代ZSTフェザー級王者/SONIC SQUAD)
判定3-0
● 樋沼朝光(RIKI GYM/和術慧舟会GODS)

finale

1R、サウスポーの樋沼は圧力をかける。右フックの打ち合いを見せる両者。関が右ハイキックを飛ばす。右ストレート、左ストレート、飛びヒザ蹴りと関が積極的に攻める。樋沼はカウンター狙いか。樋沼のミドルキックを合図に、両者の打ち合いが始まる。

finale

関はミドルキックから右ストレート、飛びヒザ蹴りとスタンド勝負が続いた。

2R、関は構えを左右交互に変えて、左右のフックを次々とヒットさせる。

finale

鼻血を流す樋沼。圧力をかける関。

finale

前蹴りが樋沼のボディへ突き刺さる。左ストレート、右フックが樋沼をとらえる。転倒した関に、樋沼が蹴りを見舞う。樋沼が投げを決めて、チョークの体勢へ。これを逃れた関は、バックに回ってチョークを仕掛けるが時間切れ。

判定は3-0で、関。ピンチに追い込まれる場面もあったが、フェザー級王者の意地を見せた。

finale

関は
「またしても判定になってしまいました。
樋沼選手は気合いが入っていて、倒し切れなかったです。
でも、つまらない試合ではなかったと思います。次は倒せるようにがんばります」
とコメントした。

finale

▼第9試合 ZSTルール フライ級 5分2R
〇高橋拓也(ストライプル取手)
判定3-0
●上田貴央(FIGHTER`S FLOW)

1R、高橋のミドルが入ると上田はシングルレッグで組み付く。

finale

パンチを落として逃げる上田。スタンドになると高橋の蹴りが入るが、上田は足をすくいにかかる。パンチを落として潰す高橋。

finale

上田は足を狙いにいくが、高橋の打撃が飛んでくる。テイクダウンに成功した上田はパスを狙いにいくが、高橋のガードは固い。パウンドを落としたところでラウンド終了。

finale

2R、パンチを打ちながら組み付いてテイクダウンを狙いにいく上田。オモプラッタで返した高橋は、あと一歩まで追い込むが、逃げられてしまう。上田は再び上になり、鉄槌を落としていく。両者、再びスタンドから。スピニングチョークに入る高橋。これが外れると上田が突進。寝技に入ると高橋が腕十字狙い。これを外した上田がパンチ、鉄槌を落とす。三角に入る高橋。

finale

このまま試合終了となり、判定で高橋が勝者となった。

finale

高橋は
「みなさんの力を借りて、こうしてリングに立てています。
上田選手に勝つことができてベルト挑戦を阻止できました。
今度は僕が挑戦したいと言いたいところなんですが、まだ知名度も実力もないんで。
この1年はチャンピオンを狙って、挑戦してもいいと思われるまでがんばります」
と涙声で宣言した。

finale

▼第8試合 ZSTルール ライト級 5分2R
△藤巻優(パラエストラ小岩)
ドロー 判定
△小金翔(フリー)

1R、パンチ、キックでけん制する二人。

finale

藤巻がフックを見舞う。

finale

小金は前蹴りで距離をとる。藤巻がローキック。右ボディから左フック。藤巻の攻撃が当たり、小金が鼻血を吹き出す。小金は中へ入ろうとするが、藤巻は距離をとってパンチを狙う。ほぼスタンドの展開。右ローキックから右ストレートと藤巻のペースで試合が進む。リーチを活かした小金の攻撃も、ときおりヒットするが、終了間際に藤巻がパンチで追い込んだ。

2R、前へ出る小金。藤巻の右フックから左フックが、顔面をかすめる。右ハイキックで攻撃する小金。回ってフックを放つ藤巻。やや小金がペースを奪う。小金の前蹴り、ミドルキックが入る。組み付いて小金が上になる。そのままバックに回って、チョークの体勢へ。

finale

腕を抑えてディフェンスする藤巻。小金は後ろからパンチを連打。さらに腕十字を狙ったところでタイムアップ。判定はドローとなった。

finale

リングインしたライト級王者の平真一は、

「おい勝った方とやろうと思ったのに、ドローかよ。
韓国のチャンピオンが来ているようだけど逃げるなよ」

とコメントしてポージング。

▼第7試合 GTタッグルール 合計体重130kg以下 10分1本勝負
△ 竿本樹生&坂巻魁斗(BRAVE GYM)
ドロー 判定
△上田直毅&己吏人(パラエストラ東京)

先行は、坂巻と上田が対戦。組み付いた坂巻に対して上田が足関節狙い。

finale

サイドに回り、マウントを奪取する上田。坂巻は、TKシザースで逃げた。
ここで両者がタッチ。

竿本と己吏人がリングイン。

finale

組み合った両者は一進一退の攻防となる。己吏人がアームロックを仕掛けると、竿本がバックに回り込む動きを見せる。
ここで竿本が坂巻にタッチ。

己吏人が組み付くと、坂巻はヒール狙い。これを外した己吏人は、三角絞めに入って会場を盛り上げた。
ここで両者がタッチ。

竿本と上田の対戦。

finale

クロスガードからラバーガードで崩しにかかる上田。竿本は、ジャンプして飛びかかり首を取りにいく。ギロチンを仕掛けるが、上田に逃げられてしまう。
上田が己吏人とタッチ。

両足を胴体に絡ませた竿本に、己吏人はアームロックで一本を狙いにいく。これを外した竿本は、ギロチンの体勢へ。
ここで時間切れのゴングが鳴り、引き分けとなった。

finale

▼第6試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
〇渡部拳士郎(フリー)
判定2-0
●浜松ヤマト(T・GRIP・TOKYO)

1R、右ハイキックをヒットさせた浜松。

finale

倒れる渡部にパンチを落とすが、組み付かれてKOを逃してしまう。バックに回った渡部。振り切って逃げる浜松。ダブルレッグからテイクダウンに成功した渡部は、マウントを取りかけるが浜松が立ち上がって脱出。

finale

再びハイキックを狙う浜松。渡部は組み付いてテイクダウンに成功。パウンドを連打したところで終了。

2R、渡部の右フックに飛びヒザ蹴りを見舞う浜松。組み付いた渡部は、足をかけて倒しにいく。テイクダウンに成功した渡部だが、抑え込む瞬間に浜松が立ち上がって逃げる。

finale

シングルレッグからテイクダウンに成功した渡部は、ガードポジションの浜松にパンチを落とす。スタンドで渡部は、組み付いてテイクダウンに成功。パンチを落としていったところで試合終了。
判定で渡部が勝者となった。

finale

▼第5試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
〇寺本大輔(リバーサルジム横浜グランドスラム)
一本 1R2分16秒 ※肩固め
●今村豊(総合格闘技宇留野道場)

出場予定の金井塚信之(ボスジム)は、右腕の細菌感染によりドクターストップ。今村豊(総合格闘技宇留野道場)が出場することとなった。

1R、打撃の今村に対して寺本が組み付く。

finale

テイクダウンに成功した寺本は、サイドに回りアームロック狙い。肩固めに切り替えて、一本勝ちを奪った。

finale

finale

▼第4試合 ZSTルール フライ級 5分2R
〇田丸啓輔(総合格闘技宇留野道場)
KO 1R0分12秒
●小林優(パラエストラ吉祥寺)

1R、パンチで打ち合う両者。

finale

田丸の右フックが入り、小林がダウン。このまま秒殺KOとなった。

finale

▼ 第3試合 ZSTルール ストロー級 5分2R
〇 児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)
判定3-0
●榊原徹(U-FILE CAMP登戸)

1R、児玉がジャブで入る。榊原がローキックを返す。組み付いた児玉はテイクダウンからバックに回るが、榊原は回転して逃げる。アームロックを仕掛ける児玉。これを逃げた榊原がバックに回り込むが、回転した児玉は上になってパウンドを落とす。

2R、いきなり両者が組み付く。

finale

榊原がギロチンに入るが、反転して逃れた児玉は上から小さくパンチを落とす。

finale

がぶって抑え込む児玉に対して、榊原はバックに回り込む。十字狙いの榊原。外した児玉は、パウンド。何度も上からパンチを落とす児玉。榊原は打撃勝負に持ち込もうとするが、児玉がダブルレッグから寝技へ。最後はスタンドで打ち合って、試合終了。

finale

判定で児玉が勝利を収めた。

finale

▼ 第2試合 ZSTルール フライ級 5分2R
〇 佐々木亮太(蒼天塾あざみ野道場)
一本 1R1分24秒 ※裸絞め
● 川端裕樹(NEO JUDO ACADEMY)

finale

1R、佐々木がテイクダウンに成功してバックに回り込む。

finale

そのままチョークに入り、川端がタップ。わずか84秒での決着となった。

finale

▼ 第1試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
△木下尚祐 (和術慧舟会GODS)
ドロー 判定
△イ・ソンス(TEAM KOREA MMA/ROAD FC)

1R、打撃で入る両者。寝技で木下は上になってパウンド。立ち上がって再び寝技。ソンスが上になってパウンド、バックに回ってチョークを仕掛けるが木下は脱出。下から木下は、ラバーガードで崩しにかかるがソンスは耐える。そしてソンスは、マウントを奪ってパウンド連打。ここでラウンド終了。

2R、右ハイキックを仕掛けた木下は三角絞めを極めにいく。

finale

finale

ここから逃げたソンスは、上からマウントを奪いにいく。バックの奪い合いになり、木下がギロチンを仕掛ける。ここでタイムアップとなり判定へ。ドローに終わった。

finale

(撮影:菅原香織)

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