'21年04月18日(日) 「ZST.70」開催!

【11/25ディファ有明】ZST.58を振り返る 大会レポート
2017/11/28

ZST実行委員会/ZSTインターナショナル
2017年11月25日(日)東京・ディファ有明
【ZST.58〜旗揚げ15周年記念大会〜】
「大波乱の15周年!「ZST.58」大会レポート!」

finale

▼第13試合 メインイベント 第4代ZSTフェザー級王者決定戦 5分3R
○関 鉄矢(SONIC SQUAD)
2R1分56秒 負傷判定2-1
●橘川尋貴(和術慧舟會駿河道場)
※関が新王者に

 1R、離れた間合いから関がリーチ差を活かした打撃で前進すると、橘川はパンチを返しながら組み付いてテイクダウンに成功。バックに付いて得意のチョークを狙うが、関は立ち上がってスタンドに戻る。立ちの状態では、関がバランスのいい打撃を当て優勢。橘川は組み付いてバックを取るが攻め切れない。終了間際には、関が橘川をテイクダウンしバックマウントからパウンド連打で追い込む。

 2R、橘川がタックルを仕掛け、関をテイクダウン。関は立ち上がって橘川のバックについて持ち上げると、両者はリング下に転落。関はリング上に戻ったものの、橘川はダメージがあるとドクターが判断したためにここで試合終了。負傷判定2-1で関がタイトルを獲得した。マイクを握った関は「15周年なのにこんな形のメインイベントですみません。橘川君とは絶対にもう1回やります。とりあえずベルトを巻かせていただいたので、これからベルトの価値を上げていきます。あと、もう1つ言わせて下さい。おい、平! お前のベルトも狙っていくからな」と平信一が保持するZSTライト級王座も狙うと宣言した。

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▼第12試合 セミファイナル ZSTルール バンタム級 5分2R
○柏﨑 剛(K-PLACE 埼玉格闘技道場/ZSTバンタム級王者)
判定3-0
●清水俊一(総合格闘技宇留野道場/HybridFighter)

 1R、スタンドの攻防で柏﨑はプレッシャーをかけ清水を下がらせる。柏﨑は組み付いてバックを取るも、清水は柏﨑の腕をキャッチしアームロックへ。腕を抜いて脱出した柏﨑はテイクダウンするとパウンド連打。清水はアキレス腱固めで反撃するが、柏﨑は落ち着いて対処。

 2R、柏﨑が組み付いて清水をテイクダウン。上を取った柏﨑はパウンド連打で追い込むが、テイクダウン時に柏﨑のヒジが偶発的に清水の顔面にヒットしたことで試合が中断する。清水は左目を腫らすも試合再開。柏﨑が再びテイクダウンしパウンド連打で削る。脱出した清水はバックからスリーパーで反撃するが、柏﨑は再び上を取り返しパウンド連打で追い込み試合終了。柏崎が時代を越えた戦いを制した。

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▼第11試合 ZSTルール 無差別級 5分2R
○平 信一(綱島柔術)
TKO 1R4分34秒
●ウー・ドンシン(台湾/WARRIOR MARTIAL ARTS)

 平のロード・トゥ・サップ第4戦目で台湾のドンシンと激突。98kgのドンシンに対し、平は77kgと、両者の体重差は21kg。

 1R、ぐるぐると周りながら右ローを放つ平が組み付くが、ドンシンは受け止めて素早くバックに周り込む。押し込まれた平だが、強引にドンシンを抱え上げて後方に倒し、ハーフポジションから平はアームロック狙いへ。これが極まらないとみるやパウンド連打で追い込む。ドンシンが防戦一方となり、レフェリーがストップ。体重差も問題なく圧勝した平はマイクを握り、「おいZST!ボブ・サップはどうした! 200kgの相手を用意しろって言っただろ!次は日馬富士だ!」と仰天アピールで締めた。

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▼第10試合 レミギウス・モリカビュチス追悼エキシビションマッチ GTタッグルール 5分1本勝負
-所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)&小谷直之(ロデオスタイル)
勝敗なし
-今成正和(今成柔術)&矢野卓見(骨法烏合會矢野卓見道場)

 レミギウス・モリカビュチス追悼スペシャルマッチとして、ZST創世記にZST4兄弟が勢揃い、グラップリングタッグルールによるタッグマッチのエキシビジョンを行った。

 まずは所と矢野が手を合わせ、矢野が得意のセンタク挟みから変形の三角絞めを極めると苦しむ所が小谷にタッチ。完全にスタミナ切れを起こした矢野は動くことが出来ず、小谷は流れるようなグラウンドの動きで翻弄。矢野と交代で出た今成は次々とアキレス腱固めを仕掛けて存在感をアピール。5分1Rと短い時間ながらも、4選手が持ち味を発揮したエキシビジョンマッチとなった。

所「ZST15周年おめでとうございます。15年前に僕らと一緒にZST旗揚げメンバーだったレミギウス・モリカビュチスが昨年に亡くなりました。みんなバラバラになりましたが、こうやって集まれたのでレミギウスも喜んでいただけたらと思います。自分はZSTを抜けてしばらく経ちますが、こうやってZSTを盛り上げてくれている選手、関係者の皆さんありがとうございます」

小谷「レミギウス、とても残念でした。生きていたらこうやってみんなで楽しく会えた機会もあったと思います。ZSTは今年で15周年。自分はなかなか出なくなって何年か経ちましたが、20周年までにコンディションを整えてガチをやりたいと思います」

今成「15周年おめでとうございます。自分は結構最初の方で抜けたので疎遠になりました。レミギウスは乱暴な人でした(笑)。レミギウスとは2回試合をしているので、亡くなって悲しく思います。今回遺族を助けたいというので協力しました」

矢野「久しぶりにリングに上がりました。所君からレミギウスのためにということで今回上がりました。レミギウスとの思い出は試合はきつかったのですが、初代ZSTガールのパンチラが見えたと喜んでいたのを思い出します」

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▼第9試合 ZSTルール ストロー級 5分2R
○田沼良介(リバーサルジム茅ヶ崎グランドスラム)
一本 2R3分31秒 ※フロントチョーク
●津村有哉(リバーサルジム川口リディプス)

 1R、両者が打ち合いう中、津村の左フックを被弾する田沼だが組み付いてテイクダウン。上から田沼がパウンドをこつこつ落とし優勢に試合を進める。2R、テイクダウンされた田沼だが上を取り返し反撃。立ち上がった津村にフロントチョークを極めた田沼が一本勝ちした。

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▼第8試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
△安田けん(SONIC SQUAD)
ドロー 判定
△金井塚信之(リバーサルジム東京スタンドアウト)

 1R、パンチを強振しテイクダウン狙いの安田。小金井も積極的にパンチを返してテイクダウンを仕掛ける。成功するとグラウンドで小金井が上になり優勢。2R、パンチで詰める安田だが追い込めない。小金井のタックルを受け止めた安田はヒザ蹴り連打。お互いにテイクダウン狙いの攻防に。終了間際に安田が強引にテイクダウンしたが極めきれないままドローに終わった。

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▼第7試合 ZSTルール フライ級 5分2R
○竿本樹生(BRAVE GYM)
一本 2R4分54秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ジョン・ウォンニ(韓国/SSEN GYM)

 1R、組み付く竿本は巻き投げでテイクダウン。立ち上がるウォンニはフロントチョークを狙う。終盤にも竿本はタックルを極め、フロントチョークを仕掛けるなど好印象を残す。

 2R、パンチ勝負のウォンニに、竿本は一本背負い。ウォンニに立ち上がられても、竿本はしつこく組み付いてテイクダウン。グラウンドになってもウォンニのディフェンスのうまさになかなか攻め切れなかった竿本だが、終了間際に腕十字で一本勝ちした。

 ここで上田貴央がリングインし、「来年3月にZSTがあるのでベルトをかけてやりたいです」と竿本とベルトを懸けて対戦したいとアピール。これを受けて竿本は「ぜひ僕が挑戦者じゃなく、赤コーナーで上田さんが坊主にしたら受けていいかなと。僕も勝負してしいきたいのよろしくお願いします」と返した。

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▼第6試合 ZSTルール ライト級 5分2R
○小金翔(フリー)
判定3-0
●岡澤弘太(リバーサルジム横浜グランドスラム)

 1R、長身の小金は左ジャブ、右ストレートでプレッシャーをかける。岡澤は組み付いてテイクダウン狙いも逆に小金がテイクダウンしトップポジションをキープ。岡澤はリバースし上を取るが、立ち上がる小金は猪木・アリ状態から蹴り。

 2R、岡澤のタックルを潰した小金はこつこつパウンド。立ち上がる岡澤はテイクダウンを仕掛けるが、小金はがぶって主導権を握らせない。終了間際にも岡澤がテイクダウンし優勢。小金が判定勝ち。

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▼第5試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
○パク・へジン(韓国/SSEN GYM)
判定3-0
●直斗(総合格闘技宇留野道場)

 1R、パクは直斗のタックルを潰してマウントポジションへ。下の直斗はTKシザースで脱出するとアキレス腱固め。これは極めきれずスタンドから再開。パンチを出しながら組み付いたパクはテイクダウン。起き上がる直斗に腕十字を仕掛けて追い込む。

 2R、このラウンドもパクがグラウンドでのうまさを見せ、マウントポジションから肩固めに移行。終了間際にも腕十字で直斗を追い込む場面を作り、パクが判定勝ちした。

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▼第4試合 ZSTルール フライ級 5分2R
○田村 淳(拳心會)
判定3-0
●川端祐樹(NEO JUDO ACADEMY)

 1R、ノーガードで変則的な構えの田村は右ロー、ロングリーチから左ストレートを次々とヒット。そしてパンチ連打で追い込むと、川端は顔面から出血が見られドクターチェックが入る。再開後、川端はパンチを強振するが、田村は涼しい表情でかわしていく。2Rも変わらず田村が深追いすることなくマイペースで打撃をこつこつと当て主導権を握り判定勝ちを収めた。

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▼第3試合 ZSTルール フライ級 5分2R
○児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)
判定2-0
●己吏人(パラエストラ東京)

 1R、いきなり仕掛けたのは己吏人。児玉をコーナーに押し込んでこつこつとパンチを打つ。突き放す児玉は右ストレート。そして組み付いてテイクダウンすると児玉がガッチリと押さえ込む。下の己吏人はオモプラッタ狙い。

 2R、ダッシュして組み付いた児玉はバックに付くと、己吏人は腕をキャッチしアームロックの体勢へ。グラウンド状態になると、下から己吏人はアームロックを狙う。脱出した児玉は上になり主導権を握り僅差の判定勝ち。

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▼第2試合 ZSTルール フライ級 5分2R
△有川直毅(K-PLACE 埼玉格闘技道場)
ドロー 判定1-0
△望月卓弥(SUBMIT MMA)

 1Rからお互いにテイクダウン狙いの攻防。望月がアームロック、三角絞めを狙い、2Rは有川がテイクダウンに成功しトップポジションをキープする時間は長い。終了間際に望月がアームロックを仕掛けたが時間切れ。ドローに終わった。

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▼第1試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
〇渡部拳士郎(フリー)
判定3-0
●川村謙(リバーサルジム東京スタンドアウト)

 1R、川村の打撃をもらいながらも組み付いた渡部はしつこくテイクダウン狙い。そのままバックに付いてスリーパー狙いへ。腕十字も川村に仕掛けたが逃げられてしまう。2R、渡部がスリーパーを仕掛けるなど優勢に攻め判定勝ちした。

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