ZST実行委員会/ZSTインターナショナル
「ZST.57」
2017年9月10日(日)東京・ディファ有明
▼第12試合 メインイベント ZSTルール 78.5�s以下契約 5分2R
○山田崇太郎(GSA/総合格闘技津田沼道場/ZSTウェルター級王者)
一本 1R1分12秒 ※オモプラッタ
●白鳥竜彦(FACT MMA アカデミー)
1R開始早々に山田は白鳥に組み付き、引き込みながらオモプラッタ。フットチョークを狙い、これが逃げられてもオモプラッタをキープし続ける。山田がさらに絞り込み一本勝ちした。
▼第11試合 セミファイナル ZSTルール フェザー級 5分2R
○関 鉄矢(SONIC SQUAD)
TKO 2R1分43秒 ※レフェリーストップ
●島村 裕(総合格闘技宇留野道場)
4年半ぶりにZST復帰した島村は、1Rから組み付き強引に抑え込みながらパウンドで削る。関に立ち上がられても、バックに付いて投げを見舞う。スタンドに戻ると関のリーチある打撃が突き刺さり流れが変わる。終了間際には、島村の腕十字を脱出した関がパウンド連打で仕留めにかかる。
2R、明らかにスタミナ切れの島村に関の強打のパンチが当たる。島村もパンチで応戦するが、関のパンチの前に押されてしまう。最後にグラウンド状態で関がパウンド連打で襲いかかると、レフェリーがストップした。
▼第10試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
○橘川尋貴(和術慧舟會駿河道場)
反則 1R4分23秒 ※グラウンド状態での蹴り上げ
●浜松ヤマト(T・GRIP・TOKYO)
1R、スタンドで強打を見せる橘川に対し、浜松はタックルへ。橘川がパウンドで削り主導権を握る。2R、橘川が浜松のバックに付いてスリーパーで追い込む。橘川がいったん離れると、浜松は反則の下から顔面への蹴り上げを見舞ってしまう。橘川の試合続行不可能となり、橘川の反則勝ち。
▼第9試合 ZSTルール 無差別級 5分2R
○平 信一(綱島柔術/ZSTライト級王者)
KO 1R4分38秒 ※パウンド連打
●シアワン・アブザバディ(イラン/R-BLOOD)
平のロード・トゥ・サップ第3戦。
1R、100.1kgのシアワンに対し、77.1kgの平は距離を取りながらローを入れる。シアワンは平を捕まえフロントチョーク。これを脱出した平はバックドロップで豪快に投げパウンド。耐えるシアワンは平を袈裟固めで抑え込むが、脱出した平がパウンド連打で一方的な攻撃を見せたところでレフェリーはストップ。TKO勝ちした平は「投げてねぇーぞ! いや、投げたぞ! 覚えてねーぞ! 100kg倒したぞ! ZST! 次は200kgだ」とアピールした。
▼第8試合 ZSTルール フライ級 5分2R
○上田貴央(パラエストラTB/GSA)
反則 2R2分42秒 ※サッカーボールキック
●ジョン・ウォンニ(韓国/SSEN GYM)
1Rから上田が積極的にタックルを仕掛けるが、ジョンは強打を打ちこみながらタックルを潰す展開。2Rも上田はタックルを仕掛けるがことごとく潰され成す術なし。グラウンド状態の上田にジョンが反則となるサッカーボールキックを見舞ってしまい、ダメージの深い上田は試合続行不可能に。上田の反則勝ちとなった。
▼伊藤&田沼あいさつ
第3代ZSTフライ級王者の伊藤盛一郎がリングイン。
「自分は今、大みそかに向けて練習を頑張っています。自分はZSTのベルトを獲って2度防衛して思い出の詰まったベルトなのですが、次いつZSTに参戦できるか分からないのでベルトを返上します。でも僕のホームはZSTなので、また参戦したいと思います。自分が戻るまでにフライ級ファイターにはZSTを盛り上げていただきたいと思います」。
また、初代ZSTフライ級王者・田沼良介がリングイン。「11月のZSTに5年ぶりに参戦します。必死に練習していいところを見せたいと思います」
▼第7試合 ZSTルール ライト級 5分2R
○小金翔 (フリー)
判定3−0
●上田厚志(骨法烏合會矢野卓見道場)
1Rから長いリーチを活かした打撃でプレッシャーをかける小金は小外刈りでテイクダウンするとツイスター。上田が脱出しても、小金はマウントパンチで追い込む。
2R、左ジャブ、右ストレートを出しながら前に出る小金に、上田はローを返しながら下がる。終了間際に小金は組んでのヒザ連打で追い込んだが時間切れ。小金が判定勝利し、ZST二連勝に。
▼第6試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
○直斗(総合格闘技宇留野道場)
判定3−0
●金井塚信之(リバーサルジム東京スタンドアウト)
1Rから直斗がパンチを交ぜながら組みついてテイクダウンするも金井塚のディフェンスの前に攻め切れない。2Rは金井塚が2度もテイクダウンに成功したが、直斗もスタンドではパンチを当て、グラウンドではコントロールする場面が多い。終盤にはスリーパーで追い込んだ直斗が判定勝ち。
▼第5試合 ZSTルール フライ級 5分2R
○高橋拓也 (ストライプル取手)
TKO 1R3分12秒 ※レフェリーストップ
●有川直毅(K-PLACE 埼玉格闘技道場)
1R、組み付く高橋が有川に持ち上げられながらも三角絞めを仕掛ける。これを脱出した有川はパンチで逆襲に出るが、逆に高橋が右ハイをクリーンヒット。さらに顔面へのヒザ、右フックを当て、ダウンした有川にスリーパーを仕掛けるとレフェリーが即座にストップ。高橋がTKO勝ちした。
▼第4試合 ZSTルール バンタム級 5分2R
○諏訪部哲平(和術慧舟會駿河道場)
判定3−0
●内田龍介(リバーサルジム戸塚グランドスラム)
1R、諏訪部が胴タックルでテイクダウンすると上から抑え込んでパウンド。そしてスリーパー、アームロックと仕掛けていく。2Rもバックについた諏訪部はスリーパーで攻めると、粘る内田は上のポジションを取り返してパウンドで反撃。諏訪部が判定勝ち。
▼第3試合 ZSTルール バンタム級 5分2R
○松下祐介(パラエストラTB)
TKO 2R1分 ※出血でレフェリーストップ
●酒井幸助(ハイブリッドレスリング山田道場)
1R、酒井がパンチを当てる場面もあったが、松下はしつこく組み付いてテイクダウン狙い。2R、松下の右フックでダウンしながらも酒井は組み付いてグラウンド勝負を仕掛ける。松下のパンチで酒井は口内をカットし流血。ドクターストップとなり、松下がTKO勝ち。
▼第2試合 ZSTルール フェザー級 5分2R
○寺本大輔(リバーサルジム横浜グランドスラム)
一本 1R1分44秒 ※アームロック
●松本大輔(IMNグラップリング)
1R、バチバチ打ち合う中、松本の片足タックルを潰した寺本が腕をキャッチしアームロックへ。耐えていた松本だがタップし、寺本が一本勝ち。
▼第1試合 ZSTルール ストロー級 5分2R
△津村有哉(リバーサルジム川口リディプス)
ドロー 判定1−0
△榊原 徹(U-FILE CAMP登戸)
1R、執拗に組み付いてテイクダウンを狙う津村。2Rも榊原のパンチをもらいながらも組み付く。バックに付いてスリーパーを仕掛ける津村だが決めきれずドローに終わった。