10月1日(木)東京都大久保・GENスポーツパレスにて、11月22日(日)にディファ有明で開催する「ZST.49~旗揚げ13周年記念大会~」の対戦カード発表記者会見が行なわれた。
今回発表されたのは、元バンタム級王者の藤原敬典(スピニングガレージ) vs 齊藤曜(和術慧舟會トイカツ道場)。倉岡幸平(蒼天塾) vs 渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)という、バンタム級の2試合。
5月の「ZST.46」でベルトを失った藤原は、一度は引退を考えた事まで明かしたが、「オファーをいただいて、僕を必要としてくれていると感じ、また出ようと決意しました。ベルトを無くして一選手になったので、逆に気楽に好きなように暴れたいと思います」とコメント。
対する齊藤は「2月のパンクラスで負けて以来、久々の総合(ルール)ですが、その敗戦からスタイルを見直しているので、新しいスタイルをお見せできると思います。(得意のギロチンチョークにはこだわらない?という質問に対し)パンチギロチン、キックギロチン、色々用意しています」とコメントした。
昨年11月以来の復帰戦となる倉岡は、「ZSTとしては若い選手を売り出したいみたいだし、ZSTとしてはその方が盛り上がるのかもしれませんが、そうはいかないぞ、と。また勝ち上がってタイトル戦線に絡みたい」とコメント。
対する渡部は「若手と言われていますが、26歳なのであまり若くはないです。この年齢なので、早くタイトルマッチをやりたい。倉岡さんはバンタムとフェザーのタイトルマッチをやっている選手なので、今回の試合をタイトルマッチにつなげられたらと思います」とコメントした。
今回、バンタム級の実力者たちがぶつかり合うマッチメイクとなったが、これに関して上原譲代表は、「またZST‐GP(ゼスト・グランプリ)を開催したい。来年、8人トーナメントをバンタム級かフライ級で考えている。今回は、トーナメント出場権を懸けた選考試合の意味合いもある。またZSTを盛り上げる意味で3回目のGPを行いたいと考えています」と、その構想を明かした。
13周年記念大会という舞台で、グランプリ出場に向けて、タイトル戦線に向けて、大きな一歩を踏み出すのは、どの選手になるのか!?
【追加対戦カード】
ZSTルール/バンタム級(61.2kg以下契約)/5分3R
藤原敬典(スピニングガレージ)
vs
齊藤 曜(和術慧舟會トイカツ道場)
ZSTルール/バンタム級(61.2kg以下契約)/5分2R
倉岡幸平(蒼天塾)
vs
渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)
【既報対戦カード】
ZSTフライ級タイトルマッチ/ZSTタイトルマッチルール/56.7kg以下契約/5分3R
王者 伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)
vs
挑戦者 坂巻魁斗(BRAVE GYM/挑戦者)
ZSTバンタム級タイトルマッチ/ZSTタイトルマッチルール/61.2kg以下契約 5分3R
王者 柏崎 剛(K-PLACE埼玉格闘技道場/ZSTバンタム級王者)
vs
挑戦者 加藤 惇(キングダムエルガイツ/ZSTフェザー級王者/挑戦者)
ZSTルール/無差別級契約/5分2R
シバター(パンクラス P’s LAB 横浜)
vs
平 信一(綱島柔術)
ZSTルール/フェザー級/65.8kg以下契約/5分2R
樋沼朝光(RIKI GYM)
vs
川村 謙(リバーサルジム東京スタンドアウト)
~FIGHTING NETWORKZST~「ZST.49」大会概要