6月22日（月）東京都大久保・GENスポーツパレスメディアセンターにて、8月1日（土）横須賀市総合体育館メインアリーナで開催する「ZST in YOKOSUKA vol.2」の対戦カード発表記者会見が行われた。
今回で3回目となる横須賀大会について上原代表は「山田哲也選手が所属するしんわさんが横須賀で格闘技をということで、5年くらい前から開催を企画して、横須賀市とも話をして2年前に実現しました」と経緯を説明。さらに「”横須賀を格闘技の街に”というスローガンで、横須賀にあるジムとも連携をもって、若手エースの山田選手とメインに大会をやってきました。今回横須賀花火大会と同日ということで、夕方までは格闘技を、その後は花火を楽しんでいただく、横須賀の観光イベントとなったら嬉しい」と期待を寄せた。
会見の第1部には、地元横須賀・横浜連合×韓国勢の対抗戦へ参戦する山田哲也と安田けんが出席。
山田の対戦相手に決まったチュ・ユンソンは、昨年8月の「ZST.42」で計量オーバーのため失格。対戦相手の希望で試合が行われたがユンソンが29秒で秒殺KO勝ちを収めた。
山田は「僕だけ5分3Rで、大将戦になると思うのでしっかり勝ってしめたいと思います」とし、対戦相手については「外国人選手に苦手意識がある」としながらも「前回秒殺で勝っているみたいで未知数なんですけど、最後は1本かKOで勝ちたいです」と意気込みを語った。
同じく韓国のチェ・ジェウと対戦する安田けんは「韓国の選手は気持ちが強い。気持ちで負けないようにしっかり前に前に出て勝ちたいと思います」と力強く話した。
続いてフェザー級タイトルマッチに臨む王者・加藤惇と挑戦者・樋沼朝光が登場。
対戦経験のある二人のタイトルマッチについて上原代表は「（過去の対戦で）とても熱い殴り合いの、盛り上がる試合をしました。当初（加藤の）対戦相手として予定していた選手が怪我で出られなくなり、すぐに浮かんだのが樋沼選手。横須賀の皆さんも驚くような試合になると思いますのでご期待ください」とマッチメイクの経緯を説明。
「バチバチの殴り合いをします。今回の試合も楽しくやりたい」という樋沼に対して加藤は「樋沼選手は打撃の選手。ボクシングは強いけど総合の選手としてはまだまだなのかなと。組んで関節も狙えるんで、総合で勝負します」と牽制。
加藤は5月の「ZST.46」に出場し、二階級制覇に向けてバンタム級の渡部修斗と対戦しドロー。階級について聞かれると「前回初めてバンタム級でやらせてもらって、仲間から力が入ってなかったのかなと言われてしまったんですが、適正階級はバンタム級ではないかと自分では思っています」としながらも「フェザー級で一番強いのは自分だってことを今回の試合で見せたい」と意気込んだ。
また、横須賀に拠点を移しバーを経営する加藤は「（バーの）お客さんは半分外国人半分日本人。今回横須賀大会なので半端無い応援がもらえるかなと思います。勝ってそのままみんなを連れて自分の店に飲みに行きたいですね、儲かるんで（笑）」と、防衛後の売上アップの目論みを明かした。
【決定対戦カード】
◇ZSTフェザー級タイトルマッチ/ZSTタイトルマッチルール/フェザー級/65.8kg以下契約 （5分5ラウンド）
王者 加藤 惇（キングダムエルガイツ）
ATSUSHI KATO
vs.
挑戦者 樋沼 朝光（RIKI GYM）
ASAHI HINUMA
◇ZSTルール/ライト級/70.3kg以下契約 （5分3ラウンド）
山田 哲也（SHINWA MMA ACADEMY）
TETSUYA YAMADA
vs.
チュ・ユンソン（韓国/東天白山mos mma）
CHU YUNSEONG
◇ZSTルール/フェザー級/65.8kg以下契約 （5分2ラウンド）
安田 けん（SONIC SQUAD）
KEN YASUDA
vs.
チェ・ジェウ（韓国/東天白山mos mma）
CHOI JAEWOO
◇ZSTルール/フライ級/56.7kg以下契約 （5分2ラウンド）
上原 佑介（マルワジム横浜/team roial）
YUSUKI UEHARA
vs.
ソ・ヒョンゴン（韓国/東天白山mos mma）
◇ZSTルール/フライ級/56.7kg以下契約 （5分2ラウンド）
増田 僑（SHINWA MMA ACADEMY）
KYO MASUDA
vs.
益田 亮（蒼天塾）
RYO MASUDA
◇ZSTルール/フェザー級/65.8kg以下契約 （5分2ラウンド）
関 鉄矢（SONIC SQUAD）
TETSUYA SEKI
vs.
金井塚 信之（リバーサルジム東京スタンドアウト）
NOBUYUKI KANAIZUKA
【出場予定選手】
森 興二（X-ONE GYM 湘南）
西坂 竜彦(FACT MMA)
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