'21年04月18日(日) 「ZST.70」開催!

「代々木第二に進出できるくらいにZSTを盛り上げる」(柏崎)、「ファイトマネーは“ぱるる”に投票します」(坂巻)、「ZST.46」一夜明け会見!
2015/05/25

5月25日(月)、東京都・GENスポーツパレスメディアセンターにて「ZST.46」の一夜明け会見が行なわれた。まず、上原ZST代表が大会総括として、下記の試合についてそれぞれコメント。

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■メインイベント ZSTバンタム級タイトルマッチ
◯柏崎剛(5R判定3-0)藤原敬典×

「王座戦では無敗の藤原選手を柏崎選手が破り、新しい時代の幕開けになったと思います。19歳ですし、この先が期待できる選手。フライ級王者の伊藤盛一郎選手に続いて、ZSTの新時代を作ってくれると思います。僕自身もZSTを旗揚げした13年前の気持ちが蘇るというか、若い選手の気持ちに応えるかたちで、新たにZSTを盛り上げる試みと企画を立てていきたいと思いました」

■セミファイナル ZSTウェルター級タイトルマッチ
◯濱岸正幸(5R 判定3-0)高橋弘×

「濱岸選手が厳しい試合を制したと思います。高橋選手も急なオファーでよく闘ってくれました。打撃も素晴らしいものを持っているな、と。高橋選手はリングスの公式記録員の田代さんのお弟子さんでもあるので、リングスをルーツとするZSTでも闘ってほしいです」

■第9試合 第二代GTタッグ王者決定トーナメント決勝戦
宇野薫&植松直哉vs戸井田カツヤ&齊藤曜
◯植松(8分58秒 膝十字固め)戸井田×
◯植松(9分23秒 腕ひしぎ十字固め)齊藤×

「まさか、植松選手が一本連続で取るとは予測していませんでした。宇野さんとの連携を含め、素晴らしいものを見せてもらいました。王者組には防衛戦も考えていただけるようなので、王座戦に見合った挑戦者をマッチメイクしていきたいと思います。負けた齊藤選手にも何かしらのかたちでZSTに出てほしいです。戸井田選手は総合を引退されていますが、10月に開催する『第1回GT(グラップリング)全日本選手権2015』にも出ていただければと思います」

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そのほか、上原代表は第8試合の加藤 惇vs渡部修斗について「ドローだったんですが、それぞれいいところが出たと思います。バンタム級王座の次期挑戦者決定戦のレベル」と、再試合を希望し、さらに第6試合で藤澤彰紀をヒールホールドで下した坂巻魁斗について、「本戦デビュー3連勝で、バンタム級次期挑戦の流れに来ていると思います」とコメント。

また、上原代表は8月23日にディファ有明で開催される「ZST.47」についても言及。メインでは伊藤盛一郎vs矢島雄一郎のフライ級王座戦が行なわれるが、ほかにも「他団体で活躍している選手、もしくはホームリングを持たない選手を迎え撃つマッチメイクも考えたい」と、気になる発言を残した。

さらに、昨日の大会で発表された、10月25日(日)新宿区大久保・GENスポーツパレスにて開催される「第1回GT(グラップリング)全日本選手権2015」の概要も発表。今回のトーナメントは全4階級(フライ、バンタム、フェザー、ライト)、それぞれ8名ずつで行なわれ、出場選手はZST本戦や関連大会での実績を考慮して選抜されるが、各階級1~2名の推薦枠も予定しているとのこと(賞金は優勝20万、準優勝5万円)。そのほか、お祭り的要素としてワンマッチも予定され、「誰もが知ってる日本人選手にオファーしてます」(上原代表)というだけに、こちらのマッチメイクにも注目が集まる。

そして、上原代表は昨年に続き、今年は8月1日に開催される「ZST in YOKOSUKA vol.2」についても、「今年は横須賀の17万人集まる花火大会と同日開催なので、非常に盛り上がると思います」と期待を寄せた。

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続いて、会見には坂巻が登壇。昨日の一本勝ちについて「うれしい気持ちでいっぱいです。フライ級のベルトに年内挑戦したいと思っているので、そこを目指してがんばります」と喜びと共に、以前から掲げている照準に向けてコメント。8月に行なわれる伊藤vs矢島のフライ級王座戦については、「特にどっちが勝っても、ボクはベルトを獲るだけなので気にしていないです。(王座戦までに別の試合のオファーがあった場合は?)個人的にはどの選手ともやりたいと思っています」と、力強いコメント。

昨日の大会で、坂巻は勝利のマイクで、自身が大ファンであるAKB48の総選挙についても語り出し、自分の推しメン“ぱるる”(島崎遥香)への投票をアピール。これに関して、マスコミから自分はどのくらい投票するのかを聞かれると、「ファイトマネーのほとんど(笑)。格闘技以外の趣味はそのくらいなので。いま、1位の指原莉乃とは2万票差なんですが、速報はあてにならないです。ぱるるじゃなくても構わないので、いろんな人に総選挙の投票に参加してほしいですね」と、熱い“AKB愛”を見せた。

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そして最後に、メインで藤原を下した柏崎が登壇。悲願のバンタム級王座戴冠を果たした新王者は「とりあえず朝起きて、コイツ(ベルト)が自分のモノっていう実感がわいてきました。藤原選手のことをインタビューではああだこうだ言いましたけど、ホントは凄く尊敬しています。そんな選手を越えることができて光栄です」と、戦前に舌戦を繰り広げた前王者を称えた。試合については「疲れました。三日月蹴りもパンチも痛かった。一発一発、チャンピオンの強さを感じました。テイクダウンは練習どおりだったんですが、そこからパウンドにいくのはちょっと疲れちゃいましたね(苦笑)。まだまだ、技術的に足りないと思いました。点数つけたら0点ですが、これから第二代王者としてがんばっていきます」と、激闘を振り返った。

また、昨日の試合後のコメントで、ZSTの「国立代々木競技場第二体育館」進出を目指すと発言したことについて、「この前、K-1を観に行って、あの会場で試合してみたいなとホントに思ったんですね。K-1でできたなら、ZSTでもできるんじゃないかなって。ボクもK-1の選手のように華がある選手になれたらいいですね」と、改めてビッグマッチ実現への思いを語った。そして最後は「来年、再来年くらいには代々木第二に進出できるくらいに盛り上げたいと思いますので、ZSTと柏崎をお願いします!」と、新王者としてZSTを背負う意気込みを見せた。

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