'20年7月26日(日) 「GTF.4」開催!

第二代GTタッグ王者は宇野&植松! ウェルター級王座戦は濱岸が初防衛、バンタム級王座戦は新進気鋭の19歳、柏崎が王座奪取! 熱闘続出のZST.46試合結果!
2015/05/25

5月24日(日)ディファ有明にて「ZST.46」が開催され、第二代GTタッグトーナメント決勝戦やZSTウェルター&バンタム級の二代王座戦を中心に全11試合が行なわれた。

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第9試合の第二代GT(グラップリング)王者決定トーナメント決勝戦では、宇野薫&植松直哉の“TEAM OTOKOGI”と戸井田カツヤ&齊藤曜の“チーム首狩一族”が激突。先発で齊藤と対峙した植松は開始早々、相手を巧みに崩してバックマウントを取り、場内をどよめかす。すると、齊藤も負けじと足関で応戦。5分後、宇野が登場し、齊藤にバックチョークや横三角など積極的な攻めを見せる。

8分近く経過したところで、戸井田がようやく齊藤に「戻ってこい」と指示を出して登場するも、相手チームも植松にスイッチ。すると、植松はロープ間際で戸井田に膝十字固めを仕掛け、瞬く間に一本を奪取。戦前から“宇野超え”をアピールしていた戸井田だったが、その遭遇すら叶わぬまま、無念の敗退となった。そして、残された齊藤は師匠の瞬殺に動揺したのか、植松のテイクダウンをあっさり許すと最後は腕ひしぎ十字固めでギブアップ。“職人”植松の神技的な連続一本で、“TEAM OTOKOGI”が優勝を果たすと共に、第二代GTタッグ王座を獲得。

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試合後、二人はそれぞれ「宇野さんと組んで、ベルトを巻くことができて感無量です。できすぎた結果で言葉が出ないです。今日はコレを巻いて寝ます」(植松)、「5月に40歳になり、今年の10月にはデビュー20周年を迎えます。これからもドンドン挑戦していきたいと思います。最後に一言だけ。みなさん、やっと一番になれました」(宇野)と、歓喜のマイクアピール。

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第10試合ではウェルター級王者の濱岸正幸が、空手仕込みの打撃を武器とする高橋弘を相手に初防衛戦。1R~2Rは高橋の打撃を被弾しつつも、濱岸が辛抱強くテイクダウンを奪い、グラウンドで主導権を握る展開に。しかし、3R序盤、高橋は右ストレート、右アッパーで猛攻。なんとかこれをしのいだ濱岸は、やはりグラウンドに引きずり込むとバックマウントからパウンドを落としていく。4Rは濱岸が終了間際に腕ひしぎ、5Rも高橋の猛攻を耐えきると肩固めに捕らえて、結果は判定3-0で王者の勝利。粘り強いテイクダウンとグラウンドコントロールが、勝敗を分ける鍵となった。

顔を腫らした濱岸は試合後、マイクを握ると「毎回、泥臭い試合になっちゃうんですけど、勝ててホッとしてます。防衛戦でビシっと一本取れるようがんばります」と殊勝に語り、場内からは温かい拍手が送られた。

メインのバンタム級王座戦では、2009年3月の初代王座戴冠以来、4度の防衛を果たし “絶対王者”として君臨する藤原敬典に、プロ無敗を誇る新進気鋭の19歳、柏崎剛が挑戦。両者は戦前から「(6月の藤原の結婚式に)ご祝儀とベルトを持っていく」(柏崎)、「来られるような状態だったらいいが、試合で無事に帰れるかどうか」(藤原)と激しい舌戦を展開。間近に控えた結婚式を自ら彩るべく負けられない王者と、10代での王座獲得を目標とする若き挑戦者が、ついにリングで対峙した。

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1R開始早々、柏崎が右ストレートで藤原をスリップさせると、パンチラッシュで見せ場を作る。その後もコーナー際まで追い込み、パンチとヒザ蹴りを入れて主導権を握る。2Rも柏崎がテイクダウンを奪ってコントロールする展開が目立つも、終了間際に藤原が左フックを当てる。3Rになり、柏崎の動きが若干落ちると、藤原は打撃でプレッシャー。パンチを散らしながら、ボディに有効打を当てる。4Rも藤原が打撃をまとめていくが、柏崎もタックルでダウンを奪い、グラウンドで挽回。最終R、藤原の打撃に苦しみつつも、柏崎も気力を振り絞ってパンチを振るい、スタンドで応戦。そして藤原を粘り強くテイクダウンし、パンチを落とし続けたところで試合終了。結果は判定3-0で柏崎が死闘を制し、悲願の王座奪取。

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試合後、柏崎は「ホントに僕一人じゃ勝てなかった相手だったので、みんなに感謝しています。精一杯やってきたのでベルトの次のことは考えてませんでした。(フライ級王者・伊藤)盛一郎さんのように活躍して、ZSTを全盛期のように盛り上げて、K-1みたいに代々木第二体育館でやることが目標です」と、涙を浮かべながら熱い意気込みを語った。

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その他、第6試合ではフライ級のルーキー、18歳の坂巻魁斗が藤澤彰紀をヒールホールドで秒殺。これで3大会連続の一本勝ちとなった坂巻は、「今年中にベルトに挑戦したいです。あと、いま開催されているAKB総選挙の速報で“ぱるる”(島崎遥香)が7位だったので、よければ投票してください(笑)」と、年内の王座挑戦とブチ上げると同時に、ちゃっかり自身の推しメンであるぱるるの応援演説(?)を行なった。

第7試合ではYou Tuberとしても名を馳せるシバターが河西和希と激突。シバターはセコンドにWESTLE-1の征矢学をセコンドにつけ、試合中もロープ中段からのダイビングフットスタンプ(※反則)を敢行するなど、プロレスラー魂を見せつけて場内を沸かせるが、最後はストレートレッグホールドの前に敗北。

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第8試合では2回級制覇を目論むフェザー級王者の加藤 惇がバンタム級転向第一戦として、こちらもバンタム級王座に向けて現在3連勝中の渡部修斗と対戦。試合は1Rに渡部のバックチョーク、2Rに加藤のアームロックが極まりかかるなど、一進一退の攻防の末、判定1-1の痛み分けとなった。

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また、休憩明けには8月23日にディファ有明で開催されるZST.47で、矢島雄一郎を相手にZSTフライ級王座の初防衛戦を行なうことが発表された第3代王者・伊藤盛一郎が登場。「防衛はあたりまえ、負けたらZSTを盛り上げることができない。このベルトをほしがってるヤツが何人かいますけど、全員たたきつぶしていくので!」と、今後の防衛ロードを見据えた決意をアピール。

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なお、今大会では上原ZST代表からは2015年10月25日(日)新宿区大久保・GENスポーツパレスにて、賞金総額100万円の「第1回GT(グラップリング)全日本選手権2015」が開催されることも発表され、出場選手として誰もが知る日本人有名格闘家にオファーをかけていることも明かされた。グラップリングに対して“本気”の姿勢を見せるZST、今後の続報に注目が集まる。

GTF.4 予選会 ダイジェスト

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