いよいよあと2日に迫った4月12日(日)の「ZST.45」新宿FACE大会。試合に臨む選手たちに意気込みを聞いた。
~FIGHTING NETWORK ZST~ 「ZST.45」大会概要
Q.前戦にあたる2.11『修斗』での猿丸ジュンジ戦の感想は?(TKO 2R2分04秒、澤田のTKO負け)。
A.今回、修斗は2年半ぶりくらいだったんですが、久々だと刺激的だったというか。もともと、自分はZSTに参戦する前は修斗でやってきた人間なので、ルール的には違和感なく戦えました。ただ、内容的には完敗でしたね、猿丸選手は強かったです。意識はあったんですけど、最後は起き上がれなかったです。
Q.今回の対戦相手の印象は?
A.身長が高いぶん、手足も長いですよね。試合を見たかぎりでは、ラバーから三角で相手を捕まえる流れとか、下からの攻めがうまいと思いました。でも、寝技だけじゃなく、打ち合いにも応じてくるイメージも持っています。自分とのリーチ差をどうにか克服したいですね。
Q.どんな試合をお客さんに見せたいですか?
A.一本かKO、ハッキリした勝ちかたをしたいと思っています。いまZSTと修斗で連敗して、もう自分にはあとがないという気持ちなので、必ずいい内容と結果を残したいです。
Q.昨年の8月以来、久々のZST参戦となりますが?
A.いままでのキャリアの中で、ここまで試合間隔が空いたのも珍しいので、リングに上がる時は少し緊張するかも知れないです。でも、ブランクがあっても、練習のペースは落としてなかったので、そこで培ったものをどのくらい出せるか、そこは楽しみです。
Q.今回の対戦相手の印象は?
A.打撃も寝技もできる選手だと思います。とくに打撃に関しては、修斗のオニボウズ戦で相手の強いパンチをほとんど被弾しなかった姿を見ているので、かなり強いんじゃないかな、と。あとはキャリアが長いのは警戒してます。総合格闘技はやることが多いですし、個人的にはキャリアというものが凄く重要になってくると思うので。
Q.どんな試合をお客さんに見せたいですか?
A.新宿FACEで試合するのは今回が初めてなんですけど、お客さんとの距離が近いぶん、苦しげな表情とか出さないように気をつけたいと思います(苦笑)。今回、ZSTは3戦目ですけど、存在感を残すような試合をしたいですね。
Q.前戦にあたる昨年の11.23『ZST.43』での山本裕次郎戦を振り返っていかがですか?(有村が判定3-0で勝利)。
A.とにかく緊張したことしか覚えてないです。いつものことなんですけど、試合だとカチンコチンになっちゃうんですよ。勝てたからよかったものの、もう少しメリハリつけられたらよかったと思います。
Q.今回の対戦相手の印象は?
A.知り合いの知り合いらしいんですけど、とくに情報は入れないようにしています。実際に試合が始まって前情報と違ったら、泡食ってしまう場合があるので。自分が緊張せずに落ち着いて戦えるようになったら、相手のことも研究するようになるかもしれないです(笑)。橘川選手は今回が本戦デビューということだけ知っています。ボクみたいに緊張してくれたらうれしいですね(苦笑)。
Q.今回お客さんにどんな試合を見せたいですか?
A.緊張しない試合ですかね。いままで緊張していたことで開けてない引き出しがあるので、そのへんを開放していければ。“Uの修行僧”っていうニックネームですか? たぶん、見かけでつけていただいたんでしょうけど、そろそろ坊主も卒業したいので少し困ってます(苦笑)。
Q.今回がZST本戦は初出場となりますが?
A.正直、戸惑いました。今回で総合の大会に出場するのはまだ3度目なので。去年の11月の『PRE STAGE』に出場したときはライト級トーナメントで優勝できたんですが、まだまだ経験不足かな、と。でも、ZSTのリングは10代の選手も多く活躍しているので、自分も頑張らないとっていう気持ちはあります。
Q.今回の対戦相手の印象は?
A.顔が怖いですね、ベテラン感があるというか(苦笑)。ボクが総合とは無縁の頃から試合に出ている選手なので、経験豊富なんだろうなって思います。でも、ボコボコにやられる気はないんで、コッチもやってやろうかな、と。ボクは寝技が得意なんですけど、最近は打撃もできるようになってきたので、そこも見せていきたいと思ってます。
Q.どんな試合をお客さんに見せたいですか?
A.若さですかね、若さで勝ちたいです(笑)。あと、尊敬する佐々木憂流迦選手からは「たとえ学生でも、プロとしての自覚を持つように」っていうアドバイスをいただいたので、プロの第一歩として、しっかり内容のある試合がしたいと思います。
Q.前戦の『ZST.43』の早坂俊明戦を振り返っていかがですか?(2R 0分50秒、アンクルホールドで一本負け)。
A.ちょっと悔しい負けでしたね。2Rになったときに早坂選手がグローブを外したのを見て、「自分もパンチじゃなく、掌底しかやっちゃいけないのかな?」とルールを勘違いしたというか、混乱してしまったのも敗因の一つだと思います。
Q.対戦相手の印象は?
A.正直、どんな試合をする選手なのかわかりません。いままで社労士という商売柄、事前のリサーチを綿密にするタイプだったんですが、それが試合では悪い方向に出ていた気がするので(苦笑)、今回はあえて調べることをせず、試合を迎えたほうがいろいろできるかなと考えています。
Q.どんな試合をお客さんに見せたいですか?
A.新宿FACEで試合をするのは初めてなんですが、お客さんとの距離が近いぶん、熱が生まれやすいんじゃないかな、と。今回は寝技をやる気はないので、打撃オンリーで“KOするか、されるか”みたいな試合がしたいです。
Q.前戦の『ZST.43』の上田貴央戦で本戦デビューとなりましたが、振り返っていかがですか?(2R 1分37秒、アームロックで一本負け)。
A.ちょっと試合を楽しみすぎました。対戦相手の上田選手と試合前にお話したところ、お互いにフレンドリーだったこともあり、思いのほか仲よくなってしまって(苦笑)。負けたのは悔しいですが、ZSTという夢の舞台に上がれたということも含めて、勉強になったしエンジョイした試合でした。
Q.対戦相手の印象は?
A.前回、控え室が同じだったので挨拶したところ、見た目とは裏腹にさわやかな人なんだなと思いました(笑)。これまでのZSTでの戦績は負け越しているみたいですが、対戦相手が強い選手ばかりなので、まだ実力を発揮しきれてない選手なんじゃないかな、と。
Q.どんな試合をお客さんに見せたいですか?
A.スタンドでもグラウンドでも、楽しくガツガツいきたいですね。今回は宇野薫選手や植松直哉選手など、有名な選手たちが注目を集めてると思いますが、それに負けない戦いを見せたいです!