'21年04月18日(日) 「ZST.70」開催!

2/22「ZST.44」矢島雄一郎インタビュー
2015/02/20
“ZST軽量級のパイオニア”矢島雄一郎インタビュー

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ZSTフライ級のパイオニアから、いまやフライ級の門番として若い選手の壁として立ちはだかる矢島雄一郎。地方在住、しかも豪雪地帯で暮らす毎日にコンディションを整えるのもひと苦労の様子。1年ぶりのZST復帰に何を想うのか──。

【開催】2015年2月22日(日)
【大会】ZST.44
【時間】
開場14:00
第1部SWAT!バウト開始14:10 第2部本戦開始16:00
【会場】ディファ有明

──今年は大雪の被害がニュースで幾度も伝わってきますが、矢島選手は長野県在住ということで被害はありませんか?

矢島 ありがとうございます、大丈夫ですよ。今も降ってますけれど、自分の仕事場が八ヶ岳の山小屋で、標高2100mぐらいのところにあるので除雪もブルドーザーを使うという感じですけど(苦笑)。

──それは大変ですね! 以前お話を伺ったのがちょうど1年前の2月でした。長野に引越した当初のことでしたが、今はもう生活にも慣れましたか?

矢島 生活自体は移り住んで1年経ち、季節を1周してだいぶ慣れてきました。やっぱり東京にいてチャンピオンを目指していたときのように格闘技中心の生活とはいかないですけど、こっちでの練習のリズムもできました。

──ZSTにも1年ぶりの復帰になります。

矢島 そうですね。僕の試合できる期間が、仕事の関係で夏と秋は難しいので、どうしてもこの時期になってしまうというのがあります。

──試合に出たいという焦りはありませんか?

矢島 もっと試合がしたかったというのはないです。正直チャンピオンを目指していたときのような感じではないですから。ZSTでデビューして11年になるんですけど、タイトルマッチや自分がやりたかったこともだいたいやらせてもらえて、自分が選手として価値があってオファーをもらえるなら出ようという感じです。

──ちなみに前回対戦した八田亮選手はそのままチャンピオンになりましたが、対戦した印象を教えてください。

矢島 強かったですね。完敗だったし、もう一度やらせろということもないですけど。そういえば八田選手との試合がちょうど1年前ですもんね。

──懐かしいですか?

矢島 ちょうどその日も雪で、計量に行こうと思ったら電車も高速道路も止まってしまって、鈍行列車だけ動いていたので・・・、とにかくコンディションが悪かったのでこのままでは終われないという気持ちがあったなって。

──そんなエピソードがあったんですか。では、今回の上原佑介戦についても伺います。実は以前一度対戦しているんですよね?

矢島 4、5年前に自分が勝ってはいますけど微妙な試合だったので……。今は打撃も強いし、寝技ももともとできる選手なのでフライ級タイトルマッチの次期挑戦者に近いのは彼だと思っています。

──実は仲が良かったりするんですか?

矢島 いやぁ特別良いというのはないですけど、一度試合しているので会場で会えば挨拶と軽く話ぐらいはします。

──では今回の試合のテーマを教えてください。

矢島 明確なものはないですけど、ZSTの選手として全力でやるだけですね。

──お話を伺うと頻繁に試合ができるという状況でもないと思いますし、毎試合全力で挑むという感じですね。

矢島 本当に年齢的なことも会っていつ最後の試合になるかもわからないし、今回も最後になるのではと思っているんですけど、ZSTでずっと戦わせてもらい、デビュー当時から応援してくれている方もいて、勝ったり負けたりタイトルにも挑戦しました。これからは落ちていくだけかもしれないですけど、ギリギリで戦っているところとか、年齢を重ねてダメじゃないかという人間味も含めてファイティングエンターテインメントだと思っているのでそういうところを見てほしいです。

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