※試合写真は後日追加します
▼第9試合 RIZIN MMAルール(ヒジ有り) 57.5kg以下契約 5分3R
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)
TKO 1R4分40秒 ※レフェリーストップ
×浜本”キャット”雄大(クロスポイント大泉)
1R、序盤に右フックをヒットさせる伊藤は左ジャブを突いて組み付きを狙う。慎重に距離を取る浜本は、伊藤のタックルにカウンターの縦ヒジ。伊藤はカットしながらもタックルにいくが、出血が激しくなりドクターチェックが入る。
再開すると、伊藤はローを入れながら組み付くと浜本のバックへ。ジャーマンスープレックスでぶん投げて、組み付きを離さない。一旦離れた浜本に伊藤は強引に詰めて左フックでダウンを奪う。さらに立ち上がろうとする浜本にサッカーボールキックを見舞う。逃げる浜本を追いかける伊藤は右ストレートを打ち抜き、ダウンした浜本にパウンド連打を見舞ったところでレフェリーがストップ。逆転のTKO勝利となった伊藤は「浜本選手、キックからMMAに転向はなかなかできないこと。またチャレンジして下さい。最後に勝ったのは3年前で怪我から復帰しても負けて何度も辞めようと思いましたが、ジムのみんなのおかげでここまで続けることができました。キャリアの差があって勝つのは当たり前だと思われましたが、みんなの応援があったことで勝つことができました」とマイクアピールした。
▼第8試合 ZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝 5分2R
○木下尚祐(和術慧舟會GODS)
TKO 1R5分 ※レフェリーストップ
×浜松ヤマト(T・GRIP・TOKYO)
組み付く浜松はバックに付いてテイクダウン。木下が立ち上がってもしつこく組み付いて逃さない。スタンドの展開に戻ると、パンチ主体の攻めを見せる木下に、浜松は左ミドルを合わせる。再び組みついた浜松に、木下が払い腰をしたところ、浜松は左腕をリングに突いて脱臼したか。木下がパウンド連打したところでレフェリーがストップし、木下がTKO勝ちとなった。マイクを握ると「投げてのアクシデントなので勝ちは勝ち。決勝戦よろしくお願いします」とアピールした。
▼第7試合 ZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝 5分2R
○島村 裕(総合格闘技宇留野道場)
TKO 2R1分07秒 ※レフェリーストップ
×高須将大(ストライプル茨城)
1R、右ジャブを突き刺す島村がローを出すと高須がテイクダウン。島村は下から必殺のオモプラッタを狙いにいくと、高須は立ち上がる。島村は腰投げでテイクダウンし上を取り、サイドポジションへ。スタンドにいくと、島村が左ハイをクリーンヒットさせパウンド連打で追い込む。高須は耐えきる形で1R終了。
2Rも左ハイを当てぐらつかせた島村がパウンド連打で追い込む。耐える高須は立ち上がるも、左ミドルを入れてテイクダウンした島村がパウンド連打で一気に攻める。レフェリーがストップし島村のTKO勝ち。マイクを握ると「関(鉄也)選手ともう一回やって次は勝ちます」とすでにトーナメント優勝後のプランを語った。
▼第6試合終了後にZSTフェザー級王者関鉄也が登場。
「このベルトを取って3年になります。ZSTでは全員倒してもう敵がいないんじゃないかと思い、挑戦したくRIZINに出場しました。このタイミングで挑戦者決定トーナメントが始まりましたが、メンバーには眼中ありません。どれだけ気持ちがあるのか、見させてもらおうと思ってます。あと年末も準備してるんで、よろしくお願いします」と意気込みを語った。
▼第6試合 ストロー級 5分2R
○N.O.V(Team GBF/EnjoyGym)
TKO 2R3分45秒 ※レフェリーストップ
×榊原 徹(U-FILE CAMP登戸)
1R、N.O.Vが片足タックル決めてバックに付くとパウンド。そしてスリーパーを狙いつつガードポジションに戻した榊原に上からパウンドを放つ。耐える榊原は下から三角絞めを仕掛けるも、N.O.Vは脱出して再びパウンドで襲い掛かる。
2R、N.O.Vが左ハイからタックルを極めてテイクダウン。上からパウンドを落としていく。グラウンドで優位に試合を進めるN.O.Vはマウントポジションへ。マウントパンチ連打を落としたところでレフェリーがストップした。
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○松下祐介(パラエストラTB)
判定3-0
×二ノ宮徳昭(クロスワンジム湘南)
1R、左ミドルの二之宮に、蹴り足をキャッチした松下がテイクダウンからパウンド。スタンドに戻ると、二之宮は前進し蹴りからパンチにつないで松下とバチバチに打ち合う。再び蹴り足キャッチからテイクダウンして上を取る松下がパウンド連打で削っていく。二之宮は防戦一方となるも何とか耐えた。
2Rも打ち合う中で、二之宮がテイクダウンも松下が立ち上がって逆にテイクダウンし返して上を取る。再びテイクダウンし返した二之宮がフロントチョーク。最後に打ち合いを見せたところで終了。松下が判定で勝利した。
▼第4試合 フライ級 5分2R
○小林 勇(パラエストラ吉祥寺)
一本 1R2分25秒 ※裸絞め
×勅使河原稜太(AACC×SPIDER)
1R、お互いにローを蹴り合う中、勅使河原がタックル。これを潰した小林はバックに付くとスリーパーで華麗に一本勝ちした。
▼第3試合 フライ級 5分2R
○児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)
判定3-0
×大竹 陽(HAGANE GYM)
お互いに様子を見ながら打撃を出す中、児玉がロープに詰めると大竹は飛び付いてバックからチョーク狙い。児玉はテイクダウンして上を取ってパウンドを打ち込む。大竹も下から強いパンチを突き上げて抵抗。終盤にはうつ伏せの大竹に児玉がパウンド連打を見舞う。
2R、前に出る児玉に、大竹は飛びヒザ、右ジャブ、左ストレート、左ハイと多彩な攻撃。児玉をテイクダウンした大竹だが、児玉はポジションを変えて上を取り返す。そのまま児玉は大竹のバックに付いたものの極めきれない。残り時間わずかのところで両者は打ち合う。児玉が判定勝ちした。
▼第2試合 ライト級 5分2R
○ベン・ブッカン(総合格闘技津田沼道場)
判定3-0
×ワタナベ関羽マサノリ(ALIVE)
ワンツーを出しながら組み付くワタナベがテイクダウン。下からブッカンはフロントチョークを狙う。首を抜いて脱出したワタナベはパウンドを落としながらガッチリ抑え込んで主導権を握る。終了間際にはブッカンがフロントチョークで後一歩まで追いこんだが逃げられた。
2R、すぐにブッカンがテイクダウンしたものの、ワタナベが上を取ってパスガード狙い。ブッカンがフロントチョーク極めながらリバースに成功しパウンド。ワタナベが立ち上がるも、しつこくブッカンが組み付いたところでゴング。ブッカンが判定で勝利した。
▼第1試合 ライト級 5分2R
-森 興二(FJ KICK ASS)
ノーコンテスト ※森が体重超過
-西尾真輔(総合格闘技宇留野道場)
森が前日計量で体重超過だったために2点減点からスタート。西尾が勝利したときのみ公式記録として残り、森が勝利した時はノーコンテスト扱いとなる。
1R、打ち合いの中で西尾がタックルを仕掛け、森がこれを潰す。スタンドの展開になると、森が左アッパーを入れ、続けてカウンターの右フックをクリーンヒットさせ西尾をマットに沈めた。西尾は立ち上がることができず担架で運ばれた。