▼第12試合 メインイベント SWAT!ルール フライ級 5分2R
〇 長野将大(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
(判定2-1)
× 高橋拓也(ストライプル取手)
1R、高橋は前蹴り、飛びヒザで前に出ると、長野は冷静に対処しテイクダウン。グラウンドでは、腕十字、アームロック、ヒールホールドを仕掛ける長野に対し、これらをことごとく凌ぐ高橋はフットチョーク、バックからのチョークを次々と仕掛け、両者のZSTらしいスピーディーなグラウンドの攻防に場内もヒートアップ。
2R、高橋をテイクダウンした長野は上から抑え込みながら腹部へのパウンド、腕十字を仕掛ける。これを凌ぐ高橋は起き上がって腕十字を狙う。
回避した長野はグラウンド状態の高橋のボディ目掛けてパウンドを打つなどの攻撃で優勢を印象付ける。
判定2-1の僅差で長野が勝利を収めた。
▼第11試合 セミファイナル SWAT!ルール バンタム級 5分2R
〇 清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)
(一本 2R 0分26秒 ※三角絞め)
× 萩原一貴(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
1R、低空タックルで萩原をテイクダウンした清水は、バックに付いてスリーパー。
腕十字、オモプラッタと萩原を攻める展開。
萩原も三角絞めを狙う場面はあったもののキャリアで上回る清水がグラウンドテクニックの差を見せ付ける展開となった。
2R開始早々、清水はタックルを仕掛けテイクダウン。速攻で三角絞めを仕掛けて一本勝ちした。
▼第10試合 GTルール 65kg以下契約 7分1R
△平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
(ドロー ※時間切れ)
△風魔翔(T-BLOOD)
しつこく足関節を狙う風魔に、平尾はことごとく潰して対処しスリーパーを狙う。
終了間際には横三角絞めの体勢で絞り込むと、終了まで耐え続けた風魔は半失神。風魔は自力で立ち上がるとフラフラ。平尾は極め切れなかったためにドローに終わった。
▼第9試合 GTルール 73kg以下契約 7分1R
△ベン・ブッカン(T.GRIP.TOKYO/和術慧舟會津田沼道場)
(ドロー ※時間切れ)
△石井宏幸(頂柔術)
上を取る石井は肩固めにトライ。
脱出したブッカンを再び石井の肩固めが襲う。ここでも耐えきったブッカンはフロントチョーク。
脱出した石井はマウントポジションから肩固めに再びトライ。これも極め切れずに時間切れ。ブッカンと石井の一戦はドローに終わった。
▼第8試合 GTルール バンタム級 7分1R
△ 諏訪部哲平(和術慧舟會駿河道場)
(ドロー ※時間切れ)
△ 二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)
低空タックルの諏訪部はヘッドロック。首を抜いて脱出した二之宮だが、諏訪部にバックを取られてスリーパーも極められる。
脱出した二之宮は腕十字狙い。
すばやく対応した諏訪部はガッチリ抑え込むも、二之宮は諏訪部のバックに付いてスリーパー。極めかけたがここで時間切れとなり、ドローに終わった。
▼第7試合 ZSTルール フライ級 5分2R
〇 佐々木亮太(蒼天塾 あざみ野道場)
(一本 2R 3分29秒 ※アームロック)
× 榊原徹(U-FILE CAMP登戸)
1R、左ジャブを主体とした攻撃を次々と当てていく佐々木の前に、榊原は早くから鼻血を出しながらも思いきりのいい左ストレートを伸ばす。
榊原をコーナーに詰めた佐々木は一気にパンチ連打で仕留めにいくものの、榊原も応戦。佐々木はテイクダウン狙いでタックルも見せるが、榊原は潰していく。
2R早々に佐々木はハイスピードのタックルでテイクダウンに成功。榊原が起き上がったところで、佐々木は一瞬でアームロックを極めて一本勝ちした。
マイクを握ると、先月15日に他界したZST・谷内勇一レフェリーに「この勝利を捧げたい」と天を仰いだ。
▼第6試合 ZSTルール ライト級 5分2R
〇 岸野紘樹(トイカツ道場)
(TKO 2R3分32秒 ※レフェリーストップ)
× 泉田泰徳(NEO JUDO ACADEMY)
1R、右ジャブ、左ストレートの岸野に対し、泉田もパンチを返していき激しい打ち合い。
終盤には、岸野がテイクダウンし上を取り優勢に試合を進めた。2R、パンチを当てる場面の多い岸野はテイクダウンに成功し、マウントポジションを奪取。バックマウントからパウンドを落とし続けると泉田は防戦一方となり、レフェリーが即座にストップした。
▼第5試合 女子GTルール58kg以下契約 7分1R
△ 濱岸百合(U-FILE CAMP登戸)
(ドロー ※時間切れ)
△ 青木文菜(リバーサルジム横浜グランドスラム)
お互いに手を出しながら探り合う展開の中、青木はタックル、飛びついて強引に引き込むなど積極的に仕掛けていく。深追いすることなくディフェンスに徹した濱岸は下から三角絞めを仕掛ける場面もあったが時間切れとなり、引き分けに終わった。
▼第4試合 GTルール ライト級5分2R
〇 長谷佑馬(10th planet tokyo)
(一本 1R 3分18秒 ※アンクルホールド)
× 小島一朗(OFC)
1R、小島は長谷をテイクダウン。ガードポジションを崩したい小島に対し、長谷は足を使って寄せ付けずディフェンス。
すかさず小島の足をキャッチした長谷はアンクルホールドを仕掛けて一本勝ち。
▼第3試合 GTルール ウェルター級7分1R
〇 コクエイ・マックス(パラエストラ川崎)
(一本 1R 1分46秒 ※三角絞め)
× 篠宮敏久(綱島柔術)
中央で構えるマックスに対し、篠宮はグルグル回って様子を伺う。なかなか組み合おうとしない篠宮をようやく捕まえたマックスは寝技の展開に引き込むように三角絞めを極める。
これがガッチリと決まり、マックスが一本勝ちした。
▼第2試合 ZSTルール バンタム級5分2R
〇 上田直毅(パラエストラ東京)
(判定3-0)
× 金澤臣人(リバーサルジム横浜グランドスラム)
1R、打撃戦を繰り広げる中、上田はテイクダウンしバックチョーク。脱出されてもしつこくタックルを仕掛けてテイクダウンする。
2R、金澤は後ろ蹴り、左ハイ、飛びヒザ。上田は組み付くとスリーパーを仕掛ける。スタンドでもお互いに激しく打撃戦を繰り広げ、上田の右ストレートがヒット。タックルも混ぜるなど、主導権を握る上田が判定勝ちした。
▼第1試合 ZSTルール フライ級5分2R
〇 川端佑樹(NEO JUDO ACADEMY)
(判定3-0)
× 歌川大輔(オーガフィスト)
1R、川端の左フックを被弾しながらも歌川は組み付いて、川端をコーナーに押し込む展開。2R、川端が左フック、顔面へのヒザ蹴りを浴びせて歌川は大量の鼻血を出しながらもテイクダウンを狙う。ドクターチェック後に再開すると、川端は左フックで歌川からダウンを奪う。
歌川は強引に組み付いてテイクダウンし、終了まで抑え込みながらパウンドを落とした。判定で川端が勝利。