'21年04月18日(日) 「ZST.70」開催!

「俺たちが未来を作る!」ZST合同練習会レポート
2019/11/07

10月1日より、柳武見氏を代表、勝村周一朗氏をZSTプロデューサーとする新体制としてスタートしたZSTインターナショナル。11月4日(月・祝)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、ZST合同練習会が開催され、ZST、SWAT常連選手が参加した。

 この合同練習会について勝村プロデューサーは「ZSTを盛り上げるために、僕ら新体制の実行委員会のメンバーとの顔合わせや、練習を通してライバルだけどZSTを盛り上げていきたいという意識の統一、そして自分のジムだけでの練習では技術も固まってしまうので選手のレベルアップもできたら思って行うことにしました」と開催に至った経緯を説明。

 練習会には、第3代ZSTライト級王者・小金翔(フリー)、第3代ZSTバンタム級王者ジェイク・ムラタ(パラエストラ TB/Fighting Nexus)、第4代ZSTフライ級王者・竿本樹生(BRAVE GYM)、第3代ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)といった新旧王者、上田貴央(FIGHTER’SFLOW)ら約30名の選手が集結。

 グラップリングスパーでは、二階級制覇を目論む竿本が、1つ上の階級の現チャンピオン・ムラタ、昨年10月に対戦している伊藤と絡むなど、選手、関係者も注目する場面も。途中からは小見川道大がゲストとして参加し、大いに白熱した練習会となった。

「ZSTは今、修斗、パンクラス、DEEPといった他の団体と比べても人気、認知、実力も負けています。自分なりにどう覆そうと思ったときに、相当労力、時間がかかります。その中で昔のZSTのようにルールの多様化などど独自強い選手を育てていきたい」と勝村Pは展望を語っており、今後のZSTの動向に注目が集まる。なお、新体制での第一弾興行は12月1日(日)東京・GENスポーツパレスにて『ZST in 師走!』を開催することが決定した。以下は合同練習会に参加した主要選手のコメント。

■ 竿本樹生

「これから対戦する可能性のある選手もいると思いますが、色んな選手と交流ができますし、自分はチャンピオンという立場でもあるので自分の団体を盛り上げないといけないと思い、参加しました。僕からZSTに対しての要望としては、大会数を増やしてほしい。僕自身の選手としての価値が上がるような対戦相手も考えてもらって、次につながるような試合にしていきたいです」

■ ジェイク・ムラタ

「体制、方針が変わっても、僕はブレずにZSTで他団体のチャンピオンとやって自分の商品価値を上げていきたいです。(10月5日のONE Warrior Seriesでソン・ミンジョンに判定負けし)負けからのスタートになりましたが、チャンピオンに勝つことで僕の評価を変えたいです。そして、同じ階級の選手には“ムラタとやりたくない”と言わせるような圧倒的な存在を目指します」

■ 小金翔

「ZSTが他の団体と比べて大会数、露出が少ないので、もうちょっと昔のように盛り上げていきたいです。あと、ここに出たいと思われれるようなイベントにしたいと思います。ZSTの人たちと話をしつつ、チャンピオン同士で交流が出来たらと思って、今回の交流会を提案したらこんなに選手が集まってくれました。今後はZSTで新しい選手を迎え撃ったり、逆に自分が他団体にいって強い選手を倒して評価を上げたい気持ちはあります。昨日父が亡くなりました。ずっと応援してくれていたので、もっと活躍してZSTを盛り上げたいし、大きなイベントにも出て、父に恩返ししたいと思います」

■ 上田貴央
「新体制になり、ルール、コンセプトが昔のZSTに戻りつつある中で、一番期待しているのは僕です(笑)。パウンド大嫌いで、MMAがユニファイドルール化になって一番被害にあったのは僕なんです。ZSTさんにはひいきをしてもらってきた扱いをしてもらったのに、今のMMAのルールになかなか対応できずに期待に添えることができていません。新しいコンセプトのZSTで暴れたいと思います」

■ 上田直毅(パラエストラ東京)
「これから対戦する選手もいますが、ZSTのみんなで強くなる、底上げが目的ということなので参加しました。今、日本ではRIZIN、海外ではONEが大きな大会なので今後はそういう舞台も目指して頑張ります」

■ 萩原一貴(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
「所(英男)代表から『お世話になっているから行って来い』と言われてきました(笑)。自分のスタイルは寝技ではなく打撃が得意なのですが、動きまくった上で極めまくるZSTスタイルは最高です。勝ち続けてチャンピオンを目指します」

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